子牛の下痢①

子牛はよく下痢をする。

下痢と肺炎は子牛のダントツ2大病と言ってもいいくらいだ。

 

子牛の正常便の水分量は70-80%だが、下痢の時は90-95%になる。

さらに便の量は6-30倍になると言われている。

つまり大量の水分が体から出てしまっているのだ。

それにより脱水を起こしてしまう。

 

子牛は生まれてまず胎便を排泄する。

胎便は橙色っぽい粘性の固めな便だ。

そのあと普通の便となる。

 

生まれて何日目の下痢かによって、どの菌、ウイルスかなど多少推測できる。