薬③
普段使う薬について。
「マルボシル」
現場において最も有効といってもいいほどの力を持つ。
ニューキノロン系の抗生剤なのでDNAに作用が及び殺菌性のため強い。
この薬が効かなくなると困るので、基本は他の薬がダメでどうしようもないとき、生死に関わりすぐに効果を出さないと行けないときなどに使う。もしくはサルモネラやマイコプラズマで使う。
濃度依存性なので、血中濃度が高くなる方が効く。
そのため、静脈に注射するのが良い。
牛では細菌性肺炎、甚急性乳房炎で適用となるが、腸炎で使ったりもする。
体重100kgあたり2mlというハンドリングの良さも素晴らしい。
他の薬で熱が下がらないときに使ったりする。
とても効く印象。
慎重使用が求められる薬。