抗生物質の歴史は1928年にアレクサンダー・フレミングが世界初の抗生物質であるペニシリンを発見したことに始まる。これにより人類の健康状態は飛躍的に向上した。
抗生剤の分類として
①スペクトル
②作用
③機序
④動態
⑤重要性 などがある。
①スペクトルとは「範囲」という意味で「抗生剤の効く広さ」を表す。
グラム陽性だけに効く薬やグラム陰性菌にだけ効く薬は狭域すスペクトルといわれるし、その両方に効くのもは広域スペクトルと言われる。
例えば、グラム陽性にだけ効くペニシリンや、グラム陰性だけに効くアミノグリコシド系は狭域スペクトラムで、両方に効くテトラサイクリンは広域スペクトラムである。